「パリ協定と持続可能な開発目標（SDGs）」を実現するためにイベント業界ができること

気候変動に関する政府間パネル（英語：Intergovernmental Panel on Climate Change、略称：IPCC）の調査によると、気候変動がもたらす世界中の人々と生態系全体に深刻で広範囲にわたる影響を防ぐためには、すぐに行動を起こすことが必要です。世界的な平均気温の上昇を、工業化以前の水準に比べて2℃以内に抑えることを目指して、世界各国の温室効果ガス排出量を持続的に削減されるのが不可欠です。

Positive Impactは、イベント業界が「パリ協定[1]と持続可能な開発目標（SDGs）[2]」に貢献できることを整理して、実用的なアドバイスをご紹介します！

◎共同の目標の実現に向けて国内外からの協力を促進

国際社会および各地域からの協力を促進するため、責任ある候補者と協働で共同目標を実現しましょう。一緒に働くことにより、より責任ある行動が取られ、知識が共有されます。

◎明確な目標の設定

明確で公平な目標を設定することで、コミュニケーションがより効果的になり、より責任ある行動とつなげられます。「言葉より行動のほうが雄弁である（英語：Actions speak louder than words）」ということわざもあります。これから行動を取りましょう！

◎サステナブルな食生活を奨励

地産地消、旬産旬消、適切な調理方法や廃棄方法などをサプライヤーと話し合って、サステナブルな食生活を目指す計画を立ていきましょう！

注記

[1] パリ協定（英語：Paris Agreement）とは、地球温暖化防止を目指して、温室効果ガスの排出についての2020年以降の各国の取り組みを決めた国際的なルールです。2015年12月パリで開催された「気候変動に関する国際連合枠組み条約第21回締約国会議（略称：COP21）」で採択され、2016年11月に発効しました。世界的な平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃以内に抑え、21世紀後半には温室効果ガスの排出を実質ゼロにすることを目標とします。

[2] 持続可能な開発目標（英語：Sustainable Development Goals、略称：SDGs）とは、持続可能な開発のため、2015年9月に国連総会で「我々の世界を変革する：持続可能な開発のための2030アジェンダ」を題する成果文書で17のグローバル目標と169の達成基準という具体的行動指針が採択されました。詳しく内容は、こちら：http://www.un.org/sustainabledevelopment/（英語）。

【このブログについて】

・出典元（英語）：Positive Impact（5 Minute Education）